米ドル円1時間足 |
雇用統計発表後は上下に振れた後、高値切り下げ・安値更新をしながら、じりじりと円高方向に下げています。
円高要因としては、原油急落による世界的な景気後退不安や、1月25日ギリシャ総選挙後のユーロ安懸念などが挙げられます。
経済不安や地政学的リスクが高まると、比較的安全通貨とされる日本円やスイスフランが買われるため、円高方向へ傾きやすくなります。
続いて、同じくMT4のインディケーターで、各国通貨の強弱を示す「CCFp」1時間足のチャートです。
米ドル円1時間足 |
今回は、雇用統計前にドル売りのシグナルが発生していましたが、チャートが示す通り重要指標発表時には大きく売り買いが交錯しますので、発表後に改めて方向性を確認した上でポジションを持つことをお勧めします。
中長期的には日米の金融政策の違いで、ドル高円安に向かうとみられていますが、もうしばらくは円高トレンドが続きそうですね。